影「こんにちわ。退院してきました、影千代です。」



2日に退院し、経過観察＆服薬。受診と繰り返す新年でした。

昨日の受診で『ph値6.5　　潜血反応なし』と結果がでまして

ギリギリセーフのお言葉を先生から頂戴いたしました。


ありがたい・・・・本当に安心しました。



がっ！？





影「油断は禁物。まだまだ馬鹿乳母の受難は続くんだよ。」



いやぁぁぁぁぁぁ！！



＊↑の写真左腕は尿道カテーテル時、輸液を流すため管を通した時のバリカン跡です。

 

 

 

影千代さま、頭頂部がハゲました（号泣）


昨日の受診前夜から「あれ？」っと思う程度だったのが

受診の朝には「えぇぇぇ！？」っという程広がっておりました（汗


今朝も、思いっきり後ろ足で掻き

ぶわぶわと毛を撒き散らしていたので、焦って止めました。


なんなの？ストレスなの？風呂入ってないから痒いの？



さらに。




影千代さま、激痩せ・・・・


一日の摂取量の30％程度しか食べないんだもの。


年末のリバース以来、ずっと食事量は低下しており

入院中はまったくの飲まず食わず。

蓄えていた脂肪分を使いまくり

去年のワクチン接種時に5.2キロあった体重が

現在4.7キロ。（猫にしてみたら結構な激痩せ）

おそらく、入院時にはもっと減っていたと思います。

抱き上げた時の軽さに愕然とする程でしたから・・・・


現在、療法食の種類を変える等して、少し食欲は持ち直しましたが

それでも、発病前に比べたら少ない。

空腹の訴えはあるので

おそらく「違うのないの！！美味しいのないの！！」という訴えかと（汗




影「あと、お留守番させるの酷いよね。影は病気なのよ？わかる？馬鹿なの？乳母は。」



甘え方もベッタリだし、音に対してすぐ怯える。

我が家はテレビを付けないので、生活音ぐらいなのですが（汗





影「お薬も嫌い。ご飯も美味しくない。寒いの嫌い。エアコンの乾燥も嫌。」


影千代さま、ストレス感じてますねぇ（汗

でも、膀胱炎＆尿路閉塞に関しては完治に向かっております。

ご心配いただきましてありがとうございます。

今日は仕事なので、明日のお休みにみなさまの所へ遊びにいきます＾＾




＜病院の事、今回の病気の事＞


今回初めて受診した病院の先生は非常に理路整然と話す方でクールでした。

「一日の尿量を把握して下さい。システムトイレはこの子（というかramora）には向かないですね。」

「大切なのはどれだけ食べたではなく、一日の必要摂取量の何％食べているかの把握です。」

「考えられる事は○○と○○ではないかと。その治療法として○○と○○の選択肢があります」

決め付けず、飼い主へ選択肢を提示してくださり
アドバイスは明確

そんなクールな先生が、年末に降臨した黒猫将軍の暴走に
あれよあれよという間に『ヨレヨレ』になっていきました。

年末の動物病院はそれでなくても忙しいというのに
正月休みをも将軍のお世話に邪魔され
御付の者（ramora)は来る度に涙目でテンパっているという状況で
すっかり「困った笑顔」の先生に変貌しておりました（汗

まぁ、年明け数日後にはクールな先生に戻ってましたが
相変わらず「ハゲました・・・」「吐きました・・・」っと涙目の乳母と
ちゃんと診察はさせてくれるけど、文句を言うのは忘れない黒猫将軍に
苦笑&失笑を隠せない先生ですｗ

偶然に出会えた先生に、本当の意味で「救われた」影千代さまです。
ここ（千葉）にいる限りは、先生にお任せしていきたいと思います。

猫は尿道が詰まれば、あっという間に尿毒症。
腎臓にも障害が出ます。
今回の血液検査の結果では、腎臓に異常な所は無く。脱水の症状のみでした。
（もちろん、腎臓の異常は血液検査だけでは必ず正常とはいえませんが）
ただし、膀胱内のダメージはかなりのものでした。
細菌によって破壊されボロボロ状態。
尿道を詰まらせていたのは、膀胱内から剥がれた組織でした。
ストルバイト結晶は確認されましたが、細菌によってアルカリ化された膀胱内で発生しただけ。
危険だったのは膀胱炎による尿道閉塞。

今回の失態は
影がトイレでおしっこが出なかった朝
確認していたにも関わらず、乳母は仕事に行き
不穏者・体調不良者が多かったとはいえ
９：30～21：00まで残業し、受診できなかった事。
明け方から血尿が出て、嘔吐し、尿道は塞がりはじめたが
早番で朝5時から16時まで仕事で受診できなかった事。

猫の異変にはスピード対応が必須。
見逃さない。出遅れない。迷わない。
影千代さまの命を危険にさらして得た勉強でした。

あと、ペット保険。入ってて良かった。
8万以上かかったはずの医療費が3万弱で済みました。
できるはずの治療を躊躇せず行えるって大切かなって。
おとうはんと、しみじみ話しました。


今も、色々「普段どおり」では無いけれど

笑顔が戻ってきた我が家。

影千代さまのストレスが緩和されるよう、もうちょっと頑張ろう。